外反母趾

外反母趾

足元のストレスを軽減
外反母趾に専門家のアプローチ

  

外反母趾とは、足の親指が人差し指の方へと曲がって関節(第一中足趾関節)が変形した症状のことを言います。  

近年、靴生活になったことや女性が社会に出て働くことが多くなったことで、患者数は急増しています。  

また、先の細い靴を履いている女性に症状が出やすいと考えられていましたが、最近では男性や子どもでも発症が増加しています。 

  

外反母趾の分類(5種類)

  

1.靭帯性外反母趾

足先の横アーチを支えている靭帯(横中足靭帯)が緩んでしまうことで、親指が小指側に曲がるパターンです。

親指そのものが大きく曲がっているのが特徴です。

2.仮骨性外反母趾

親指はあまり曲がっていないものの、親指の付け根の骨だけが異常に発育して出っ張り曲がったようにみえるパターンです。

3.混合性外反母趾

靭帯性外反母趾と仮骨性外反母趾が合併しているパターンです。

特徴は中年以降の女性に多く発生することです。

4.ハンマートゥ性外反母趾

生まれつき指が長すぎたり、ハンマーのように縮こまっていたり、上を向きすぎていたりする人に起こりやすいパターンです。

足指が極端に浮いていて且つ縮こまっているため、足裏の指の付け根部分の横幅が広く皮膚も肥厚しています。

特徴は外見からも足指が非常に弱々しく見えることです。

5.病変性外反母趾

リウマチ、へバーデン結節などの病的要素や、  事故やケガが加わって著しい変形や脱臼を伴っているパターンのものです。

形を治すには手術以外には困難であり、またその手術も成功率が極めて低く再発も免れないタイプで、特徴は他の種類の外反母趾とは区別して考えなければいけないことです。

リウマチやヘバーデン結節による病変性外反母趾は、早めのテーピングで形を整えて著しい変形への進行を防ぐことが重要です。

施術内容

  

親指の関節の可動域を広げ、 周囲の筋肉を弛緩させテーピング療法を行います。  

週2回ほどの施術とご自宅でのタオルギャザー法等のエクササイズにより、外反母趾の症状を改善していきます。  

タオルギャザー法  

タオルを足元において、指の力だけでタオルを端から手繰り寄せる運動です。足裏や足指の筋肉を鍛え、外反母趾や偏平足の症状を改善します。  

足底や足指の筋力を保つ効果もあるとされています。 


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