
スポーツ障害とは、運動によって起こる体の故障のことです。
身体に無理な負担をかけると打撲や捻挫・筋の炎症・
骨折の怪我だけでなく後遺症など障害が残る場合もあるのです。
スポーツ障害は、大きくは外傷と障害に分けられます。

捻挫、肉離れ、腱断裂、脱臼、骨折等、
一度に強い外力が加わることにより生じるものを指します。

特定の部位に繰り返し外力が加わり軟部組織を損傷するもので、
野球肘、野球肩、ランナー膝等と呼ばれているものが
これにあたります。


スポーツ障害を生じた場合、症状にもよりますが、
基本的にはRICE処置を施します。

患部を包帯などで固定し安静にさせます。

患部を氷嚢などで冷やし組織の血管を収縮させ
腫れや炎症を抑えます。

患部を包帯やサポーターなどで圧迫することにより
内出血や腫れを抑えます。

患部を心臓より高く上げることにより
リンパの流れをよくして腫れを抑えます。
また、関節可動制限がある場合、
患部の関節を矯正することで治癒期間の短縮が期待できます。
怪我をした場合、その痛む部分だけが悪いように
思われがちですが、関節や筋肉など
いろいろな部分が連動して働いています。
スポーツ障害の治療で一番大事なのは、
無理なトレーニングをせず、自分の現状の能力にあった
トレーニングを行うことにつきます。
